Blog, オフィスの整理整頓

片付けとは、検索性を上げること

 

 

探し物のストレスを
やり過ごさない

 

オフィスのお客さま
個人宅のお客さま
共に訴えられることに

「探し物にストレスを感じる」

というのがあります。

 

多くの方は、そのときストレスに感じても

喉元過ぎれば…で
探し物が見つかってしまえば
他の優先事項に目が向きます。

この一見小さいストレスは
積み重なっていくことが
精神衛生上、かなり良くないらしいのです。

(どこかで聞いた話しなので、都市伝説だったらごめんなさい)

 

 

たしかに今思えば
探し物をしていた当時は、我ながら腫れ物でした。

いつもイライラしていて
文句ばっかりで。
(自分が悪いのに…汗)

 

探し物をしなくなった今は
気持ちが
安定しています。

何より、仕事も家事も劇的に効率が良くなり、自信につながりました。

 

小さい一時のストレスを
やり過ごさず
今日から探し物をしない工夫をしてみませんか。

出来そうなこと、少しずつでイイんです。

 

 

片付けで、検索性を上げる

 

「探し物にストレスを感じる」ということは、本当は

「今必要なモノを、すぐ見つけて取り出したい」
ということですよね。

片付けの目的って、いろいろあると思うのですが
誰もに共通するのは、ここだと思うんです。
 

ここをシンプルに考えると
片付けとは[検索性を上げる]ってことなんだと思うんです。

では、どう検索性を上げるのか、いくつか挙げてみます。

 

 

1- 持ち過ぎない


必要なモノと、不必要なモノが混在していると、それだけで検索性は下がります。

100の中から1を探すのと
10の中から1を探すのとなら
後者のほうが楽勝ですよね。

そもそもの検索対象物を減らす(見直す)と、検索しやすくなります。

 

見直してみたら、必要のなくなった古い書類がたくさん…
白いファイルが、まるまる不要で処分できた例

 

2- 連想できる場所に置く


100のこと全部を覚えていないし
わざわざ覚えておく必要もない。

でも、覚えていないモノも
すぐに見つけて取り出したい。
だから、
可能な限り連想しやすい場所に配置します。

 

電話の近くに筆記具を置く。
コンロ下にフライパンを入れる。

これらは自然にやりますよね。
なぜなら、使う場所の近くに置きたいから。

自然に置くだろう場所

連想できる場所

 

配置に迷うモノがあるときは
自分(+使う人)が連想できる場所を意識してみる
検索しやすくなります。

 

3- 見える化する


モノが重なり合ったり
小さいモノが底に沈んだり
奥にモノを押し込んだり

モノがモノで隠れてしまうと、検索性が下がります。

扉や引出しの中は、モノが隠れない見える化で、検索しやすくなります。

2- デスク手元の浅い引出しって、筆記具や電卓が入っていそうですよね。
——————–
3- 引出しの中は、モノの重なりがなく、全てのモノが見える。

 

4- 色を利用する


用途に応じて
収納アイテムを色分けすると、それだけで大きな分類となり
検索しやすくなります。

オフィスなら
業務内容ごと
処理段階ごと
(未処理・処理中・完了など)

個人宅なら
家族別、目的別など

 

書類を入れる個別フォルダを色分けする例
グリーン:処理中や、あとで見る
グレー:完了や、参考資料

 

5 見出しをつける


書類の管理には必須ですし
隠す収納にも取り入れて、検索性を上げます。

文字で記す、イラストで記す、写真で記す、など。

文字で記す場合
検索対象物が多いときには
目次や一覧表(リスト)・配置図なども作ると
さらに検索しやすくなります。

 

文字で記している例

 

 

以上、片付けの知識としては
目新しいことではありませんが

[検索性を上げる]という目的を掲げることで
取り組み方に変化があると思います。

これならやってみよう♪
と思える方法がありましたら
そこから始めてみてください。

 

 

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倉岡 真希子

 

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2017-11-03 | Posted in Blog, オフィスの整理整頓No Comments » 

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