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業務効率化のための整理整頓術┃講習会
【講習会】業務効率化のための整理整頓術
北海道中小企業団体中央会・胆振支部さま主催の、組合管理者等講習会を担当いたしました。
コロナ禍での開催のため
* 検温・手指消毒・マスク着用・喚起の実施
* 講師と受講者最前列との2m以上の間隔
* 前後左右を空席にした座席
* ディスカッションや、見本品の展示等ナシ
というスタイルでの開催となりました。
講習会でいつもお話ししている
整理は【ワケル】から始める。
これについては、このワケルシートのほかに
倉岡お手製のワケルグッズをお配りして、実際に【ワケル】を体感していただきました。
やってみた感想をお聞きしたところ、ちょっと予想外のお答えが…
たぶん、実際に手を動かし、やってみなければ得られなかったと思えるものでした。
やはり【ワケル】ことで得られる真実があることを実感しました。
講習会の最後に「職場に戻ってすぐにできること」をお聞きしましたので、一部紹介いたします。
ご参加くださった皆さま
北海道中小企業団体中央会・胆振支部さま
貴重な機会、そしてご感想をありがとうございました。
まずは年末の整理整頓にご活用ください!
5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動
実は、今回の受講された皆さま、全体的に意識の高い方が多く、主催のご担当者さまと驚いておりました。
中には、5S活動が盛んな会社にお勤め経験がある方もいらっしゃり、逆に興味深いお話しをお聞きすることができました。
5S活動に取り組んでいる組織の方にお話しを伺うと、やはり定着・継続が課題となるようです。
必要性を感じていない人に、やらせようとすることはお互いにストレスです。
わたしも、かつては必要に感じでいない一人でした。やれ、って言われるから仕方なく…
特に新人の頃なんかは、親に「片付けなさい」と言われることの延長線で、苦痛でしかありませんでした。
40歳を目前にしたタイミングで、5S活動の必要性に気がつくキッカケがありました。
それからやっと、能動的に動くようになっていき、今に至ります。
今いろいろな職場のご相談を受けて思うのは、前の職場のシステムは素晴らしかったんだということ。
あの仕組みのお陰で、仕事がスムーズだったんだと、知ることができている現在です。
当時は当たり前すぎて、恵まれている環境に気がつけなかったけれど、
あのシステムを維持するために、指示をしてくれていた担当者の人たちに、やっと感謝の気持ちを持つことができています。
5S活動を継続させている会社の、社長さんがおっしゃっていました。
「なぜこの活動が必要か、この活動を継続するとどうなるか」
これを知らなければ、人は動かない。
そして、これを知るには、見て体感するのが一番早い。
だから自分も社員も、5S活動を実施している会社へ何度も見学に行った、と。
わたしも、できるだけ講習会の中で、写真をお見せするようにしていますが
やはり『百聞は一見に如かず』なんだと思います。
それでも「やったほうが良いのかも、やってみようかな」と、1ミリでも思ってもらえるよう
誰かのキッカケになれることを目指して、今後も講習会などで、お話ししていきたいと思っております。