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整理整頓という大事な仕事┃研修会
女性社員による整理整頓プロジェクト
先日、担当させていただいた企業さまでの研修会
総務系の方からご依頼がある
よくある社員研修とは違うものでした。
こちらの企業さまでは、女性が働きやすい環境作りのため
女性社員によるプロジェクトチームが複数あるとのこと。
各チーム、いろいろな角度から改善策を検討されているそうです。
その中のいちチームが、整理整頓をテーマにされており
今回のご縁となりました。
チームの方たちからご意見をいただき、事務所内を拝見し、
研修会の内容を作りました。
スライドに使用する画像も、一部ご提供くださり
いつものオリジナルとは違った、スペシャルバージョンとなりました。
【研修会】整理整頓という大事な仕事
前半は
* 整理整頓されていないことから起こる行動
* それが引き起こすデメリット
* 整理整頓した方が良いのは分かっても、そこに立ちはだかる障害など
誰もが身に覚えのある「いつか使うかも…」について
その捉えかた、それを手放した会社の事例などお話ししました。
そして後半は、やっぱりいつもの
*「捨てないで!まずワケル」
ペンスタンドを事例に、整理の手順やコツ
* 自分にとってのやりやすさ、進め方など
いつか使うかも… は悪いことではない
長年、片付けられない人生だったわたしは、40歳目前にして
やっと整理整頓の大切さを知ることになりました。
キッカケは、デスク周りの整理整頓で、仕事の効率が見事に上がったからでした。
今思うと、当時のわたしのデスク周りには「いつか使うかも…」が溢れていました。
作成した案件に対して
上司などから、その説明を求められるシーンがよくありました。
説明下手なわたしは、上司を納得させられず、その案件を戻されることも度々…
だから、いろいろな資料やデータを身の回りに装備するようになっていきました。
パソコンの中はファイルやフォルダ、デスク周りはプリントした書類で溢れ
自分自信で、持っているモノを把握できていない。
同じ書類を二部三部と持っていたりもしました。
でもそれは、決して悪いことではなかったと、今は思います。
それらのモノは、わたしにとっての[備え]だったから。
問題なのは、その備えが過剰になること。
本当に大事なモノが埋もれてしまうし、身動きが取りにくくなる。
だから、ほどほどに。
食べ過ぎて太るのと同じです。
大事な栄養素以外も摂り過ぎて、脂肪でカラダが重くなってしまう。
だから、ほどほどに。
なんでもかんでも捨てろ、ではありません。
だって装備品や備えがあると、安心ですもんね。
だから、過剰になっている部分だけ、手放す。
もし「手放す」と思えず
「奪われる」と感じるなら
それは、大事な装備品や備えである可能性があります。
引っかかりがなく「手放せる」モノなのか
自ら「奪う」という感覚になるモノなのか
必要と過剰のバロメーターにしてみてください。
研修会にご参加くださった皆さま
主催のプロジェクトチームの皆さま
貴重な機会をありがとうございました。